「オリジナル」って一体なんだべ

「オリジナル」であるか否かは、その作品が構成されている"部品"が
既存の作品と被っている割合が低いか高いか、その差だけなんじゃなかろうかと思い始めた。
一定の割合を超えると「盗作」になってしまう。
人間が文字を読み書きし、楽器を奏で、絵を描いたりするようになって幾千年。
もう出るもんも出し尽くしちゃってる。

仮に自分がオリジナル曲が完成したと思っても、
それを頑張ってリサーチすれば、近世~中世の全然名も知られない音楽家が
書き上げたスコアと丸かぶりしているかもしれないし、
民族調な楽曲やクラシック、ワールドミュージックまで含めたら
もうそれこそキリが無い。

絵にしても、文章にしても、みんな同じ。

「仮に被っていても被り元の作品を誰も知らなきゃオリジナルになりうる」ってことよね。
故に作品を発表してもどこかでトレス疑惑が起こる。

某「絶望した!」な漫画家さんとか、どこぞの動画サイトで不定期に起こる炎上も
結局はその問題にぶちあたるよね。っていう話。

それが良いか悪いのかの話はひとまずおいといて。

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(追記 11月24日 07:04)
ブコメの「部品よりも構造式の問題」というのは確かにそうかも。